社会は、展望やビジョンをしっかり持った人を今まで以上に求めています。転々とする転職からは、決して次世代リーダーは生まれません。
若い世代が次世代リーダーとなるためには、展望のあるキャリアの機会を得て、そこで自分を磨き、そこからマネジメントリーダーのキャリアへと発展させていく必要があります。それは決して会社が用意してくれるたぐいのものではなく、自らの力で獲得しなければならないものです。
そのようなキャリアのデザインをすることを、私たちは「展職」と呼びます。 決して、一時の転職でリーダーが生まれるのではありません。時間をかけた長期的なキャリア形成こそが、次世代リーダーを生み出す一番の近道であると考えます。
「展職」とは、将来に向かって展開する職業履歴の積み重ねです。「展職」とは、専門性の高い職業人としての実力を高め、強い意志を持ち、結果を出すために次のステップに移ることです。アクシアムは旧来の人材バンク型あるいはヘッドハンティング型の会社とは異なります。 勤め先を変えるだけの転職支援にとどまらず、自分らしいキャリアを生み出すための「展職」を支援します。
アクシアムを設立して約30年が経ちましたが、この間、日本で、そして世界で、何度も大きな変化が起きました。変わりたくないと思っていても抗うことのできないパラダイムシフトが、しばしば起こっています。もはや、今までよくみられたような「リスクを取らない人材」や「リスクを取れない人材」ばかりでは、これからのグローバリゼーションやパラダイムシフトは乗り切れないのではないでしょうか。
今、求められているのは、予想外の変化に対してもリーダーシップを発揮し、仲間や社会を導くことができるビジネスリーダーであり、次世代を切り開くチェンジメーカーです。しかし、まだまだその数は足りません。弊社では、『過去のCandidate（相談者）が今日のClient（求人企業・経営者）になる』ということが少なくありません。弊社の顧客企業の経営陣の中には、アクシアムでのキャリア相談を通じて「展職」されていった方々が数多くいらっしゃいます。
アクシアムはこれからも、経験豊富なビジネスリーダーはもちろん、次世代リーダーにキャリアの機会を提供することで、さらに多くのリーダーの創出ができるように尽力していきたいと考えています。
- 株式会社アクシアム 代表取締役社長
- 渡邊 光章
