MBA取得後のNEXTキャリア戦略（2006/04/26）開催リポート ｜ 外資系・MBAの転職・求人ならアクシアム

4月26日（水）、泉ガーデンにて、キャリアデザインセミナーを開催いたしました。平日の夜にも関わらず、たくさんの方にご参加をいただき、ありがとうございました。

今回のセミナーのテーマは、「MBA取得後のNEXTキャリア戦略～あなたはMBAを本当に活かせていますか～」。株式会社アクシアム代表であり、過去14年にわたりMBAホルダーの支援を手がけてきたキャリアコンサルタント・渡邊光章が講師を務めさせていただきました。

part1:MBAをめぐる市場動向と、MBAの「価値」を再チェック

この日、ご参加くださったのは欧米・国内などのMBAの皆さん。卒業後まもない方からMBAとして既に5年以上キャリアを積んでこられた方まで、さまざまなステージにおられる方々でした。

まず第一部では、キャリアデザインの基本となる項目を再確認いたしました。これまでの日本におけるMBAの役割とその変遷、そして超・売り手ともいわれる現在の状況。MBAホルダーが必要とされる時代の到来をむかえた最新の市場動向をお伝えしました。

また、MBAの本質的価値と強みについて解説いたしました。「特に、卒業後しばらく経ったという方には、これらを改めて認識していただきたいですね」と講師の渡邊。いま一度、MBAとは何か？について考えを深めていただけたのではないでしょうか。

＜MBAの本質的価値＞
●知識・スキル
●留学経験でのみ得られるコミュニケーション能力や見識
●共通概念、価値観、キャリアに対する考え方
●ネットワーク
●機会

＜MBAの強み＞
●変化（資本、経営など）の際に、真価を発揮

part2:MBAがとるべき、次なるキャリア戦略とは…

第二部では、現在アクシアムが受託している求人のご紹介をしたあと、いよいよキャリア戦略の解説へ。「キャリアの資産を活かせているか」の5つチェックポイントを使ってご自身を振り返っていただくとともに、MBAホルダーの先人たちのキャリア研究をいたしました。

先人として取り上げたのは、ローソンの新浪剛史氏、楽天の三木谷浩史氏、ダイエーの樋口泰行氏。成功者がいつ、どのようにキャリアの資産を活用してきたのか、ご理解いただけましたか？

また、実際に今までアクシアムが支援させていただいた方々を取り上げ、さまざまなキャリア構築の好例とそのポイントを解説いたしました。リアリティのあるゴール設定、MBAを目指そうと決めた当時から現在までのCONTEXTの一貫性。それらを大切にし、時間軸をふまえたキャリア資産の投資が非常に重要です。例として取り上げた方々は、皆さんこのポイントをしっかり実践できており、それゆえ思い描いたキャリアを手にすることができたのだと思います。

今回のセミナーでお伝えしたことが刺激となり、皆さんのキャリア設計をブラッシュアップする、あるいは見直すきっかけとなれば幸いです。

参加者の声

• 企業側のMBA採用の現状が理解できた。（33歳・男性）
• キャリア実例を取り上げていたのが興味深かった。（29歳・男性）
• 時間を大切にすること、キャリアのターニングポイントを逃さないこと、一貫したCONTEXTなど、体に染み入るコメントだった。（42歳・男性）
• 「Opportunityを買う」という発想など、ヒントをたくさんいただいた。（36歳・男性）
• 自分の価値観を大事にすることの重要性を再認識した。（34歳・男性）