転職コラム注目企業インタビュー

五常・アンド・カンパニー株式会社2019.06.10

「誰もが自らの宿命を乗り越え、よりよい人生を勝ち取る機会をもつ世界をつくる」。そんな壮大なビジョンを掲げる企業が、ここ日本にあります。その名も、五常・アンド・カンパニー株式会社。
 

2014年7月に創業した同社は、アジアの4カ国でマイクロクレジットを中心とした金融サービスを提供し、マイクロファイナンス・テクノロジー企業として順調に成長を遂げています。
 

2019年4月における連結総資産は約200億円、顧客数は40万人以上、カンボジア・スリランカ・ミャンマー・インドに2,000人以上の社員を抱えるまでになりました。
 

それらの事業の陣頭に立つホールディングス会社、すなわち五常・アンド・カンパニー本体の社員は、社外役員を含めて現在15名。多国籍で優秀なメンバーで構成されています。
 

日本から世界へ、異彩を放って躍進する同社の事業とその特長とは? そこにはどのような方々が集い、手腕を発揮されているのか? そして、今後のさらなる躍進のために求める人材とは? 同社でご活躍中の3名の方にお話を伺いました。
 

(インタビュアー AXIOM 伊藤嘉浩)

五常・アンド・カンパニー株式会社

優秀かつ“尖った”経歴のメンバーが集結

AXIOM伊藤:

本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。磯崎様にはカンボジアから、伊藤様にはミャンマーから、テレビ会議の形でご参加いただき感謝しております。どうぞ宜しくお願いします。

それでは早速ですが、皆さんそれぞれのご経歴と、五常・アンド・カンパニー様へご入社された経緯をお伺いできますか?

菅井氏:

では、まず私から。私は大学1年の時に「ラオスに学校を作ろう」と考え、3年生になるまでに約1000万円を集めてラオス政府とともに3つの学校を作りました。その後、あるベンチャーでのフルタイムインターンを経て、新卒でファーストリテイリングに入社。半年間だけお世話になり、個人事業主の期間を経て2016年に五常に入社。最初の1年間はミャンマーに駐在してグループ会社の経営改善を手がけ、その後は東京をベースに資金調達や経営管理、そして自社の採用活動などの業務に従事しています。

磯崎氏:

私は大学時代、教育学部で学び、教員免許を取得して教師の道も考えていました。ですが卒業間近の頃にビジネスの世界も見たみたいと一時休学をして、シンガポールのベンチャーキャピタルに飛び込み、そこからキャリアをスタートさせました。そこでは子会社であるヘルスケアベンチャーに出向になり、ベトナムとマレーシアを拠点に事業開発に従事。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社してコンサルティング業務、三井物産で食料本部戦略企画室に勤務しました。

AXIOM伊藤:

なるほど。なぜ五常様へ?

磯崎氏:

そうですね、とてもやりがいある仕事ではあったのですが、五常へ転職を決めたのは、四つの思いを抱いたからです。一つめは、アドバイザリーだけでなく、実際の事業活動に関わりたかったこと。二つめは、ファーストキャリアのときには自分が思ったように成果を出せなかったので、「もう一度東南アジアで仕事に取り組みたい」と思ったこと。三つめは、金融という全ての生活の土台になるような領域で仕事をしたかったこと。そして最後は、直感に近いですが、五常の代表である慎(共同創業者 兼 代表取締役社長の慎 泰俊氏)に実際に会って、彼自身と「宿命を乗り越える」という五常のミッションに強く惹かれたからです。

五常へ入社後はカンボジアに赴任し、グループ会社である現地企業の経営支援を行っています。具体的には現地のマネジメント陣とともに、中長期・年次の戦略策定、資金調達、他社とのパートナーシップなどを含めた新規事業の立ち上げ、マーケティング、人事などの業務に従事しています。

“思い”を同じくするリーダー、メンバーと共に

AXIOM伊藤:

お二人とも、もともと新興国への関心や思いをお持ちだったのですね。伊藤様はいかがですか?

伊藤氏:

私も大学時代にミャンマーを訪れた経験が原点です。当時は2011年に起きる民主化の前でまだ軍事政権下の時代でしたが、その頃からミャンマーで働きたいという思いを持っていましたね。

菅井氏:

彼のここからの行動力、経歴はすごいですよ!

伊藤氏:

じつはその時の思いが強すぎたといいますか…大学3年生の時にロンドン大学東洋アフリカ学院に交換留学生として渡り、東南アジア地域の研究を。ミャンマーの歴史・経済・ミャンマー語を1年間勉強しました。ですがそれでは飽き足らず、しかし留学延長は制度上できなかったので、在籍していた慶應大学を退学してロンドン大学に残ったのです。ロンドン大学卒業後はローランド・ベルガーの日本オフィスへ入社し、主に企業の東南アジアへの進出支援に携わりました

その間、休日に色々とボランティア活動をさせてもらうようになりました。その一つがNPOから地方の中小企業に都市部で活躍する20~40代の人材を送り込んで支援し、地方を盛り上げていこうというものでした。縁もゆかりもなかったのですが、秋田県でスーパーマーケットを複数店舗経営する企業で月に1回ほどのペースでお手伝いをしました。

このプログラムが終わった後、この秋田の企業の社長さんから個別にコンサルティングしてくれないか、という依頼をもらったんです。この申し出にはぜひ応えたいと考えたのですが、やはり会社との両立は難しくて。ですので、退職をして個人コンサルタントとしてコンサルティング業務を請け負いました。その間の約半年間は、その社長さんのお宅に住まわせてもらい、経営のサポートをしました。

AXIOM伊藤:

それは思い切った決断をされましたね。その後はどうされたのですか?

伊藤氏:

東京のローランド・ベルガーの退職前にシンガポールオフィスにコンタクトをしていたんです。事情を説明し、「半年後、日本語とミャンマー語がわかるコンサルタントはいらないか?」と願い出ていました。幸いにも受け入れていただき、シンガポールを拠点に約2年勤務しました。

そこでは政府や現地財閥の案件などを手がけ、日本とは異なる経験を積むことができましたが、ミャンマーの普通の人の生活の向上に貢献しているという実感が常にあるわけではありませんでした。もっと人々の生活に貢献できる仕事に関わりたいとミャンマーをベースにした仕事への転職を考え始め、出会ったのが五常です。

先ほど磯崎も言っていましたが、五常の理念はもちろんですが、私も代表の慎やサンジェイ(※共同創業者 兼 CIOのサンジェイ・ガンディー氏)と実際に話して彼らの価値観や人柄に触れ、自分の思う仕事をできることができると感じ、入社を決断しました。

AXIOM伊藤:

わたくしはまだ慎代表にお目にかかったことがないのですが、慎代表とはどのような方ですか?

磯崎氏:

正しさを証明し続けるリーダー、とでもいえる存在です。まず、一個人のビジネスマパーソンとして能力が高いことがあります。例えば、モデル構築、戦略論、コミュニケーションなど、どれも早く的確で、なるほどと思うことばかりです。次に、こちらの方が大事なのですが、とてもミッションドリブンなリーダーです。会社の目指す方向性に個人としても本当に真摯に向き合っている。弱者に対してどう自分たちがどう振る舞うべきか、何を行動基準にするか、真剣に考えている。そして、それを自分の背中で見せる。会社のGuiding Principleがあり、私はこれに強く共感して入社したのですが、まさに慎本人がそれを体現しています。

伊藤氏:

磯崎が言ったことに加えて、慎とは価値観、目指すところが私自身のものと合致して強く共感できました。一番重要だと私が個人的に思っていることは、彼は言行一致の経営者ですね。入社前の面談の際に、実際にミャンマーで支援している会社を見て回ろうと言われ、一日一緒に過ごしたことがありました。その時、現地の会社との接し方や彼らからかけてもらっている言葉を見聞きして、本当に膝を附合わせて考え、対等な信頼関係の中でともに事業をやっているのだと感じ取れたんです。これこそ、私のやりたい仕事のスタイルだと思いました。

情報の透明性を徹底し、世界に散らばるメンバーをつなぐ

AXIOM伊藤:

そんな慎代表が率いる五常様ならではの特長、お仕事のスタイルは、どんな点だとお考えですか?

伊藤氏:

情報の透明性を非常に大事にしています。例えば、五常本体の取締役会をはじめすべてのミーティング、投資家とのやり取りなどはメンバーにオープンにされています。全社的に今どのような状況にあるのかを、私のような海外にいる者も把握できています。現地にいるとどうしても個別最適化に寄りがちですが、東京サイドと議論をする際も進めやすいですね。

それからもう一つ、『決してトップダウンではない』という点でしょうか。五常では、各国の現地の人々と並走し、一緒に事業を進めるスタンスです。車に例えると、ドライバーのシートにはあくまで現地のマネジメントが座り、五常は地図を用いてナビゲーションをしたり、車を修理したりといったサポート役なのです。

磯崎氏:

私は2つあると思っています。ひとつは、五常は「グローバルなグループ経営」を行っていること。伊藤が申し上げた点と重なりますが、現地のマネジメントが考える方向性を非常に大事にしています。あくまで各社のリーダーが方向性を決めて、我々はそれをフルサポートするスタンスです。ミッションとGuiding Principleを最大公約数として集まった多様性あるメンバーが互いを尊重して活動しているわけですね

2つめは、プロフェッショナルファームの側面を持った事業会社であること。慎も含めてファンドや戦略コンサル出身者が多いこともあり、タイムラインの切り方や分析から判断に至る行動論理に、それが表れていると思います。とはいえ、私たちは人々の生活の土台になる金融を届ける事業会社です。 “人”を相手にその中にぐっと入って一緒に事業を作り上げていく側面と、大事なところや効率的に進めるべきところを一歩引いた眼で判断する側面が、ちょうどよい割合で混じっているといえます。「魂は事業会社、進め方はプロフェッショナルファーム」といった感じでしょうか。

菅井氏:

私は「自分の頭で考えられること」だと思います。先程伊藤が申し上げたように、五常では皆が情報へアクセスでき、自分の頭で考えられる材料が揃っています。例えば、日本での資金調達の状況を把握出来ていれば、現地での事業計画もより立てやすいですよね。物理的に距離が離れていることもあり情報共有を重視しています。さらに、ひとり一人に与えられている裁量は非常に大きいです。

現地の味方でありつつ、“本当に正しい選択”を考え抜く

AXIOM伊藤:

普段のお仕事では、どのようにローカルのマネジメントと五常本体のマネジメントとの間に立って、事業を進められているのでしょうか?

磯崎氏:

五常ではメンバーが世界中に散らばっているがゆえに、情報の透明性とともに、できるだけ迅速かつ正確にコミュニケーションすることを全員が徹底しています。ビデオ会議も頻繁に設定されており、詳細に状況を把握し合うことがベースにあります。

私のようなカントリーレップという立場の人間は、五常本体と現地の経営陣との橋渡し役を担うのですが、できるだけ現地サイドに寄り添っていくのが基本スタンス。ただ、大事な意思決定の際には特にですが、必ずしも現地側と五常側との意見が一致するわけではありません。そんな時には業界の状況、その国の状況を冷静に見ながら、本当に何が正しいのかを考えて進めることになります。結局何が論点なのか? 我々として選択すべきことは何か? を常々考え抜くようにしています。

伊藤氏:

カントリーレップの原則的な役割は、現地マネジメントの意向を五常本体に伝えて、事業を進めることです。ただ、私自身も意見を常に持っているので、上記を併せて五常本体に情報共有しながら日々の業務を進めています。例えば、現地マネジメントと五常が異なる意見を持っている場合、現地マネジメントの味方でありつつ、経営メンバーとして会社全体の最適解を考えながら意思決定を行うことが非常に重要です。

AXIOM伊藤:

想像していたよりも…大変な舵取りですね。

菅井氏:

社内の中でもカントリーレップは現地の経営陣の味方という側面が強いです。ただ、それだけでは事業を成長させられません。社内には会議の際に厳しいコメントをつけるメンバーもいます。その裏で、彼らは現地経営陣をサポートしています。五常が現地経営陣の伴走者である株主として機能するために、ひとり一人が役割を理解・分担して、人間的・感情的な面も含めて、現地経営陣や従業員を上手く巻き込みながら事業を進めているんです。

伊藤氏:

いわゆるコンサルタント的な思考力と、クライアント先へ常駐していた時に培った人間力のようなものの両方を、フルで駆使して仕事をしていますね。

プロフェッショナルファームで得たものを活かし、“その先のキャリア”へ

AXIOM伊藤:

社内にはコンサルティングファームご出身の方が多いですが、そのようなご経歴の方が活躍しやすい環境なのでしょうか?

磯崎氏:

ハードスキルの面では、それこそ戦略策定からマーケティング・人事など、コンサルタント経験で得たものすべてが役に立っています。ソフトスキルの面でも、コミュニケーション、プロセス管理などのスキルは日々の業務の前提となると思います。

伊藤氏:

それに加えて、多様な人たちと仕事をした経験は活きています。国籍・年齢・会社の規模・立場など、多様な方とコミュニケーションをとって巻き込み、仕事を進めるスキルと経験はあったほうがいいですね。

AXIOM伊藤:

菅井様は日本、伊藤様はミャンマー、磯崎様はカンボジアとそれぞれが違う国で働いていらっしゃいますが、それぞれ普段のワークライフバランスはいかがですか?

菅井氏:

全員に共通していることですが、月1回の1on1あるいは2on1のミーティングをCEOの慎・COOの宇田と行っています。その中で半期ごとの目標の進捗を話し合いながら必要に応じて軌道修正をしています。いまどんな課題に取り組んでいて、どういった施策を打っていて…というような。働き方としてはGuiding Principleに「仕事によって個人の生活や家族を犠牲にしない」とあるように、ワークライフバランスを大切にしたいという会社の方針があり、適度なバランスはとれていると感じています。

磯崎氏:

カンボジアの場合は、ローカルの状況に合わせていて、朝7:30頃から仕事が始まり17:30頃にはオフィスを出なければなりません。時間の使い方としては、マネジメントメンバーや部門のヘッド、及び、五常や外部とのミーティングが約半分、残りの半分は事業分析や新規事業の準備、業界の動向把握を行っているイメージでしょうか。ワークライフバランスは、日本にいるときより向上したと思いますね。終業が早いですから自分の時間を多く持つことができ、自身の勉強などにも時間を割くことができています。

伊藤氏:

私は家族と一緒にミャンマーに赴任しているのですが、こちらでは9:00-17:00が基本。17:30に私がオフィスの電気を消して最後に退社する日々です。鍵も自分で閉めて(笑)。時間の使い方としては、20-25%が五常本体とのミーティングで、残りが現地のマネジメントの仕事という割り振りです。立て込んでいるときには仕事を家に持ち帰ることがありましたが、それもこれまでに数回程度です。家族との時間もしっかりとれていますね。

「主張する」「楽しむ」「行動する」人材を求めている

AXIOM伊藤:

今後、五常様に参画される人材には、どのような方を求めていらっしゃいますか?

伊藤氏:

正しいことをきちんと主張できる人、ですね。それぞれのポジションで皆さんベストを尽くしていて、その上でそれぞれの主張がある。そんな中で決断をしていくには、「それでも自分はこう思う」「だからこうさせてくれ」と言えることが重要だと思います。

磯崎氏:

そして、主張することを楽しめる、というのも大事ですよね。自分の価値判断や価値基準をしっかり持ち、それに照らして正しいと思うことを主張する。それをストレスやプレッシャーに感じるのではなく、楽しめる人が向いています。

菅井氏:

私たちに限った話ではありませんが、不確実性を十分に孕んだ事業を楽しむことが出来る度量が必要かと思います。先が見えない状況でも自分でレールを作って前に進んでいける。また、私たちが手がけるのは新興国でのビジネスですから、予期せぬ状況にも出くわします。それも含めて受け入れられる器の大きさがあるとフィットしやすいかもしれません。

AXIOM伊藤:

ありがとうございます。では最後に、この記事をお読みの方々へお一人ずつメッセージをいただけますか?

伊藤氏:

「誰もが宿命を乗り越え、よりよい人生の機会を得られるようにする」という我が社のミッションに共感いただける方は、お気軽に…

菅井氏:

駿さん、全然面白くないですよ!笑

伊藤氏:

手厳しいなぁ(笑)…では、もとい。五常に集まっている人たちって、皆さん余裕があるんです。自分自身を客観的に見ることができて、仕事とのいい距離間を保てている人。仕事にすがっていないというか。そんな方たちはミッション・価値観がブレないので、一緒に働いていて本当に気持ちがいいです。現状、メンバーは日本出身者が多いのですが、それは特に意図されたものではないです。今採用のインタビューを行っている方たちの外国人:日本人比率は50:50ぐらいです。まだまだ小さい組織ですが、ベンチャーかつグローバル、という環境は魅力だと思います。

菅井氏:

どのような方に加わってほしいかというと、「行動力がある人」にまとめられますね。私たちが取り組んでいる長期目標を達成するには、とにかく物事を前進させないといけません。物理的に距離が離れている状況では、指示を待ってその通り実行しようとする人は機能しないかもしれません。ですから、臨機応変に自分がやるべきことを考え、すぐに行動する必要があります。そして「行動力」とは、その人が持つ熱量に関わっている。「何かやってくれるだろう」、そんな期待を抱かせてくれる方と一緒にお仕事ができれば嬉しいです。

磯崎氏:

私が五常の最大の魅力だと感じるのは、考えていることを”100%ぶつけられる場所”であることです。例えばひとつの新規事業にしても、自分の想いを率直に話し、それに対して様々に反応が返ってくる。形式論や建前ではなく、腹を据えた議論をできる土台がある。事業の意義を自分の中で真剣に考え、また自分なりの答えを持っている人が集まっているからこその魅力です。

ゆえに、プロとしてのスキルを最低限持っていることが前提で、それを高めていかないといけないのは勿論ですが、自分の中に「どうしたい」「どうあってほしい」という願いを強く持っている人が向いているのではないでしょうか。“想い”や“願い”が究極的には一番大切で、ぜひそれらを思い切りぶつけに来てもらいたいと思っています。

(了)

Profile

菅井 夏樹 氏

ヴァイス・プレジデント

早稲田大学社会科学部を卒業後、2015年よりファーストリテイリング社にてキャリアをスタート。同大学在学中には学生団体を創設し、ラオス政府との共同出資による公立学校の建設プロジェクトを代表として牽引する。80人以上の学生メンバーと共に資金調達や現地政府との契約等を率いた上で3校の学校建設に成功。早稲田実業学校在学中にはベンチ入り選手の大半を野球推薦組が占める中、唯一の一般受験を経たレギュラー選手として夏の甲子園に出場。2016年1月に五常に入社後はミャンマーのグループ会社にて経営改善に従事。現在は国内にて資金調達、事業開発や経営管理等の業務に従事している。
勤務地: 日本

伊藤 駿 氏

カントリーレップ(ミャンマー)

ローランド・ベルガーのコンサルタントとして約5年間に亘り戦略コンサルティングに携わったのち、2018年に五常に参画。ミャンマーのカントリーヘッドとして現地事業の経営支援に従事する。ロンドン大学東洋アフリカ学院にて東南アジア地域研究を専攻。東南アジアでスタディツアーを運営するNPO Learning Across Bordersのコアメンバー。国内ではNPO法人ETIC.の地域イノベータープログラムに参画したのち、個人コンサルタントとして秋田県の中小企業向けに経営支援を実施。使用言語は日本語、英語、ビルマ語(日常会話レベル)。趣味はテニス。ミャンマーの仏教寺院にて出家・座禅経験あり。
勤務地: ミャンマー

磯崎 智大 氏

カントリーレップ(カンボジア)

ヘルスバンク社でベトナム・マレーシア・シンガポールにおける事業開発を担当。マッキンゼー・アンド・カンパニーでは様々な業界のクライアントに対して、全社変革、戦略策定、マーケティングなど多様な機能に関するコンサルティング業務を実施。三井物産の食料本部戦略企画室では本部戦略策定、投資案件や関係会社経営のサポート、業務改革等に従事。2018年に五常に参画し、カンボジアのカントリーレップとして現地事業の経営支援に従事する。東京大学教育学部卒(地理/歴史/政治経済の高等学校教員免許保有)。使用言語は英語、日本語、クメール語(初学者)。趣味はスポーツ、旅行、読書。自身のモットーは「強く、賢く、優しく、楽しく」。事業を通じて自由・平等かつケアに溢れた社会を目指す。
勤務地: カンボジア

インタビュアー/担当キャリアコンサルタント

伊藤 嘉浩

株式会社アクシアム 
取締役/エグゼクティブ・コンサルタント

伊藤 嘉浩

2008年、アクシアムに参画。エグゼクティブ・コンサルタントとして、経営者やプロフェッショナル人材、MBA、若手・次世代ビジネスリーダーまで、幅広い年齢層へのコンサルティング、キャリア開発、紹介実績あり。アクシアム参画前は、商社にてアパレルブランドの輸入販売や海外事業開発を手掛け、新規事業の立ち上げと事業の黒字化を達成。事業計画策定、商品企画、マーケティング、リテールマネジメント、組織開発、生産管理などの経験を持つ。海外事業開発をはじめとする“実業経験を持つキャリアコンサルタント”として、個人のグローバルなキャリア、イノベーティブなキャリアの実現を使命とする。

日本キャリア開発協会認定 キャリアディベロップメントアドバイザー(CDA)